日曜日の午後のひとりごと

見えてくる世界

最寄りの駅前のスーパーに買い物に行くにしても、お連れさんがいてくれると楽しい。
そもそも、うちを出るときに、気持ちが軽い。
だって今日はすごく風が冷たかった。
だから下手したら、一人で出掛けるならうちから出ずに、冷蔵庫の中味で夕飯を済ませるかもしれない。

ドラッグストアで、お連れさんが液体洗剤を買った。
一気に荷物が膨らむけれど、レジで支払うのとマイバッグに買ったものを入れ込むのと
それぞれがやるから、楽だね~と呟けるのもうれしい。

誰かと一緒だと、なんてことないことにも気分が弾む。

以前はこんなふうに感じたりしなくて、むしろ、
一人で行動できないことは自立していないことだと思っていたよね。

今でも一人は大好きだ。

ただ、今の一人は、以前の一人とは世界がまるで違う。

今の一人は、決してひとりじゃない。
太陽も暖かく眩しいし、澄み切ったスカイブルーの空に旅客機が白のマーカーを付けていく。
前向きですれ違った車のナンバーが9999だ。おお!
小学校の正門のそばで散歩中のプードルが、ふいに顔を上げて私の目を見る。かわいいね。と心で返す。

横断歩道が青になれば、駅から戻る人とこれから向かう人とコートの裾が触れ合う。

この街に暮らして20年以上経つけれど、
昨年までに見てきた風景とまるで違う場所にいるようだ。

同じ自分ではない自分を感じるし、
思考がなくなり、感覚しかなくなってしまった。

こうなってくると、潜在意識とかなんとか、そういうものの先に行ってしまって、
ダイレクトになにかとつながっているような気すらなる。

いま、この感覚を、どう現実に転化していくのかなぁと思ったりしている。

引き寄せるんじゃなくて、今ここに同時にある複数の世界から選ぶ。

それを今生で体験したい。

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