心を軽くするために、ペン先でノートに語ろう

言葉

こんばんは。年末が近づいてきましたね。今年もあと3週間。

3週間といえば、『21日間の法則』を知っていますか?人はなにか新しいことを21日間継続すると、それが習慣化していくというもの。習慣が人を変えていきます。

もしなにか変えたい、変わりたいと思うことがあったら、この年の瀬に始めて大晦日まで続け、21日間を達成した翌日に新しい年を迎えるー自分に自信と自己信頼を取り戻す、今年の最後にふさわしい行動になるような気がします。

実は私も取り組み始めたことがあります。
それは「自分ほめ」。

自分を責めたり反省することはすごく得意で、もう四六時中、年中無休でやってきました。

それも必要ではあるけれど、自責が当たり前化すると、物事を客観的に捉えられなくなるのですね。
いつでも「わたしが〇〇だったから」と自分ばかり非があるかのように自省することは、マイナスな言葉を常に自分に差し向けて、自分を傷つけているのと同じ。

一昨年、昨年は、自分への褒め言葉を書くことができませんでした。

それほど思い浮かばない、苦手なことだったんですね。

これも思えば、やはり自分自身を、自分が認められなかった自分の一部を、やっと認めたからに他ならないのですが、これができないままでいたら、何か行動を変えたとしても私はずっと、心の奥底でしこり続けたのではないかと思っています。

わたしのような感情優位な方は、とくにそうなのではないでしょうか。

何かを始めようと思うとき。それがやりたくてすることであれば、〇日間続けるとかそうした時間的な感覚を持ち合わせることはなくて、すること自体に興味があるから勝手に続いていきますよね。

または、続ける続けないとか、そういう習慣感覚ではなく、一回一回が楽しい。そんな満足感が蓄積していく感じですよね。

一方で、悩んでいる状態から一歩踏み出したいとき。
外の世界に出て行って、何か習い事するとかコミュニティに入るとか、そういうことを考えると思うのです。

でもあまりおススメしないです。

一時的な発散はできると思うのですが、やはり根本的な心の面がクリアにならないと、こうしたアウトゴーイングな行動は続いていかないですし、心が満足しないのですね。

じゃあどうするか?

おススメは、よく耳にすることだと思いますが、
ノートに自筆で自分の感情を書き出すことになります。

ノートに書くとき、ペンで語るのです。
ペン先を口唇として、ノートに向かって語る。
きれいに文章で書かず、あがってきた気持ちをそのまま書きだします。

・今日会社で会議中に、思っていたことを発言できず黙っていた。なんかみじめだった~
・保育園に子どもを迎えに行ったら、先生から子どもの問題行動みたいなのを聞かされた。申し訳ないと思ったけど、疲れて聞きたくなかった。やだーーー!

人としてどうなの?とか善悪なんて関係ない。そのとき湧いたマイナス感情をそのままペン先からノートに吐き出そう。

感情は吐き出さなかったらいつまでも、何十年も心に溜まり続けるもの。

あのときこうだった・・と思い出すこと、いくつもありませんか?
そういう居残り続けている過去の感情も、今、この時期に出しちゃいましょう。

どれだけ昔の話でも、なぜだかふと思い出す、あの出来事のあの時のあの気持ち。

そんな過去のことも、今ノートに書きだすと、不思議と消えていくのですね。
書き言葉って時空を超えるのでしょうね。
昔の人が書いた書物が現代に生きる私たちの心に刺さるように。

プラスの感情は心に響き、マイナスの感情は風化する。

書き言葉は「書く」こと自体が癒しになります。

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