どうしたらポジティブな記憶は残る?

こころとからだ

先日投稿したこちらの記事に、

『確かにネガティブな記憶のほうがインパクトがあって、ポジティブなものは記憶に残りにくい。めっちゃ共感したんですけど、じゃあどうやってポジティブな記憶を思い出すんですか?』

というコメントを頂きました。

こんなふうに、一旦ご自分に取り入れて疑問を投げかけていただけるのはとてもありがたいですし、私自信も「ああ、ここをお伝えしていなかったな」と気が付かせていただきました。

ポジティブな記憶については過去記事でこんなことを書きました。

記憶するとしても、感情のエネルギーとして「溜まらない」という特徴があります。

ポジティブな感情って「軽いから」。

高いエネルギーの正体は「軽さ」。
幸せなとき、「いま、ここ」を味わい切るから、感情が残らない。

子どもが毎日、「あー今日も楽しかった!!」とばた~んと寝て、翌朝、昨日のことなんてケロッと忘れてゼロベースで新しい一日を始める、そんな感じ。

ポジティブは感情が溜まったり残ったりしないのです。

ポジティブな記憶を思い出したい。留めておきたい。
その気持ち分かります。
だってポジティブを思い出したほうがだんぜん幸せですから。

私はこのところ、ポジティブな感情が溢れるとき、五感が冴えわたっている感覚があります。

ポジティブな感情を体でも深く感じているという自分を感じます。

そういうときの記憶は、今でも鮮明に思い出せるのです。

最近では、西伊豆で見た湧き水のこと。
静かでありながら動的な生命の永遠な営み。
湧き出る水が草原を浸しながら川へと合流していく命の循環。

水の湧くかすかな破裂音。川へ川へとその道を知っているごとく流れゆく水音の心地よさ・・・
樹の上で見えない鳥がさえずり、湿地で水をついばむ鳥の姿。
一日を照らし終えた大きな夕日が川面をなでて私のところまで光を届けてくれる。
暖かい。やさしい。水が生命を生かしている匂いがする。

こんなふうに今でもはっきりイメージが浮かぶくらい、そのシーンをまるごと抱合していた感じがします。

・・・ということは、ポジティブもゆっくり、たっぷり自分の五感を使って味わい尽くす。

これがネガティブより深く、広く、そして豊潤な体験として記憶に残ることになりそうです。

私は聴覚から入ってきた情報が、自分を震わせて浸透していく感覚があります。

人がもっとも強い感覚は視覚らしいのですが、あなたはどうでしょうか。

忘れられない音、忘れられない風景。香り、味わい。手に触れたもの。

そんな一つ一つを、今ここにいる自分のすべてで味わっていくと、ネガティブな感情も五感をとおして感じ切ってしまえば、結局「ポジティブな世界しかない」ということになりますね。

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