仕事のことでコンサルを受けた。
そのときコンサルの方が、「感情って厄介なものっていうイメージがある。コントロールしないといけないって。」と言った。
そのとき、私の英語の経験を質問されていたのだが、医薬翻訳も経験があると話したら、それも強みだし生かせる!と語気を荒くして言われた。
だけど当時、私はその仕事で大変な思いをしていた。
牛丼チェーンのように速い・安い・上手い訳出が当たり前のような条件を前にして、毎時大量の翻訳を課される。
顔面は痙攣し、経験したことのない頭痛が起きた。
ハンマーで後頭部を内側からガンガン叩かれているような強い衝撃の打音。
脳が異常を来したのではと怖かったけれど、納期があるからと激しい頭痛で文字通り吐きながら仕事をしたりした。
そんな感情が蘇り、コンサルの方の言うところの、私の強みだとは到底思えなかった。
2年もやったのに。
2年がやっとだった。
経験が生きるとしたら、翻訳のスキルじゃなくて、自分の感覚感情をちゃんと大事にしなよね、っていう心の声だったと分かったことだ。
コンサルの方は、私の言葉と表情の薄曇りに気が付かず、履歴書みたいに何の経験を何年間みたいに切り取った。
コンサルは、現状を突き抜けようとする人に対してすることで、感情が介入する隙はないと、コーチング講座で学んだ。
でも、そんなことないんじゃない?人が関わる中には、必ず感情がある。ビジネスって生き方だもの。
やっぱりどんな場面でも、その人固有の感情に触れていくのがその人を生かすことじゃないかと、
人生突き抜けようとしている身として思った。


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