今日は個人的に今年の総括をさせてください。
学び続けて20年近くになる心理講座の忘年会がありました。
そこの講座では、運勢には6年周期のリズムがあり、簡単に言えば「山と谷の波」を繰り返すと捉えていて、私は昨年と今年が「谷」、いえ、”どん底”の時期でした。
谷はつまり底であり、「精神面の浄化」を意味します。
確かにそのとおり、精神面の浄化と調和が進んだ一年になりました。
進んだというか、もう徹底的に向きあうと決めていたら、たまたまライフコーチの講座の話しが飛び込んできて、そこで仲間と「意識」を学びセッションの練習をし、これまで蓄積してきた心理学の学びと融合する形になった、というのが最終的なストーリーとなった今年の総括。
心理の先生から、「今年はどんな年でした?」と聞かれ、率直に、「自分の内面を真正面から堀り下げた一年でした。目の前の出来事に、”わたしは何に反応しているんだろう?”と都度問いかけて、感情から内面を探ることをしました。まだまだ感情が揺れるときはありますが、揺れたとしても引きずらなくなってきました。」と答えたんですよね。
スルッと答えたので自分でも驚きましたが、これが自分にとって紛れもなく実体験に根差した事実だからこそ、パッと言葉に出たのだと思います。
「一生の中で一度、重たい浄化の時期が訪れる。それがあなたの場合今年だったんでしょうね。
すごく大変だったと思うし、相当頑張ったと思います。」
先生にそう言われ、私はなんだか、首のあたりに少し感じていた重しがズルっと落ちていった気になりました。
あー、頑張ってよかった・・・死ぬほど頑張った・・・一生の一番キツい浄化を受け止められた・・・
でもやりがいがありました。
だってこんなにも長い間、自分に放っておかれた自分の内側を知り、汲んであげることができたのですから。
個人的には何度も崩れ落ちて泣き伏し、何度「もうダメかも」と思ったことか。
それでもやめず自分の内面の広大な海の中を潜り続けたら、「自己認識」とはっきりと言えるものに到達しては触れ、隠れていた感情を大事に持ち帰り、浮上して抱きしめると安心して眠るーそんなことを繰り返しました。
めちゃくちゃキツイです。
でも、こんなに自然体でいられる世界線に移れるなんて、思わなかった。
ともかく仲間と居心地がよくて和んでいられる自分に、幸せを感じます。
みんなで感じる、共通するもの。
わたしたちは分離しているけれども、本質的には一つ、ということ。
このワンネスの実感は、自分を徹底して掘り下げなければ得られなかった。
実はわたしは、アドラー心理学でいうところの「共同体感覚」が理解できませんでした。
感情を介在させないと、どうしても分からなかったわけだ・・・
この世界は「意識」が形作っています。
明後日は冬至。冬至から新しい一年が始まります。
その冬至のときに、できるだけ自分の本音に沿った想いを抱いていてください。
その想いが、2026年のあなたの未来になります。
あなたがもし内側に向き合う心の準備ができていて、今よりもっと楽に自分らしくありたいと願うなら、多少キツくなることはあるけれど、未消化の感情を見つけて感じ切り、内側の自分と調和しませんか?
来年、いよいよセッション始めます。



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