もう一段階、腹くくるしかない。

感情と共感

生まれてはじめてリーディングのセッションを受けた。

自分のハイヤーセルフの声を伝えてくれる。

私は全身全霊で家族に関わってきた感覚がある。自分の意識が自分に向けることができる角度がものすごく狭いことを、ずいぶんあとになるまで分からなかった。

私は動いても動いても、流れに乗れない、流れが見えてこない感覚がつきまとっていて、自分の状態を心理学のケースや潜在意識に探求することに、ついに限界を感じてしまった。

このままがんばって動いても、私は「好き」で動けるようにならないんじゃないか、と。

このまま内面を追求することに費やす人生もありだけど、私はそれを望んでいない。

家族のことを考え始めると、最近ようやくわかったことだけれど、喉がつまって胸が苦しく、呼吸ができなくなる。肺が膨らまない。歌を歌っている時と比べて、同じ肉体の内臓を使っているとは思い難い。

今回リーディングで感じたことは、本当にわたし自身のことを語られている!と驚愕と畏怖の念を持って受け取ったこと。

私が感じている自分自身の内面を、イメージから受け取って描写するように語るヒーラーの方のその語り口は、私が実際に或いは無自覚的に感じていながらも、言語化しきれていない領域を、見事に映し出していた。

そして、ヒーラーの方は、私が話していないことを言いあてた。文章っていうのが見える、と。

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私から放たれるイメージでは、霧の向こうに、澄んだ湖と山があるらしい。

だけど霧がかかっていて、先が見えない感じ。

その霧は、私が「こうしなきゃ」「私はこういう人間だから」と制限をかけていることだと言う。

そして私は、「私、どこにいるんだろう?」と探求し続けている状態。自分が見えていない。そして、長い長い探求にただただ疲れている。もう引っ張ってってくれる何かが欲しい。

本当に、そのとおりだ。

霧がかかっているから、常に先がない状態で、ものすごくしんどかったと思う、と言われた。

そして、その霧の正体は「怒り」。

怒りがめちゃくちゃ溜まっている。「え?私ふだん怒ったりしないし怒りとか感じないですけど」と言ったら、「ハイヤーセルフは”ふ~ん。”て言ってます。」とその方は笑って言った。

「私は若い頃からずっとケア側にいるから、共感してもらう側になるのが極端に少なかった。だから、自分の気持ちを人に話したりしてこなかった。話したら、その頃周りもみんな若かったから、きっと受けとめられないだろうと分かっていたのもあって、なんとなくこんな感じ、みたいに話を要約して、相手が負担にならないように軽くして話すくらいだった。」ということも言われ、本当にそのとおりで、そんなふうに私に本当に寄り添って代弁?いや、本当のことを伝えてくれて、涙が出た。

母親なんかは、私に遠慮なく、なにからなにまで子どものように話してくる。

またかよー。とうんざりする。

なんで私には言わせてくれないのよ。

ぐちっぽくなる。でもそんなことを言っても仕方ない、と自分には蓋をしめてきた。

この怒りを、放出する作業をしていくことに決めた。

怒りを感じたら、ノートに書いていく。

さんざん感情を認めて許して受け入れてきたつもりだったけど、確かに「怒り」にはフラグを立てていなかった・・・

ちょっと怖い。不安な気持ちになっている。なにが怖くて不安かって、このセッションを受ける前まで、私の内側はものすごく平和でやさしい世界になっていて、他者を受け入れながらも気にならない、自分が愛のかたまりみたいな感覚で、ただ自分を感じているだけになっていたから。

ここに、「怒りを感じる」を招き入れると、せっかく開いてきたその世界の形が崩れてしまいそうな気がして。

つまりは、怒りを「悪」だとレッテルを貼っている。だからこそ、怒りの感情を認めてこなかったってことか。

でも、怒りも大切な大切な私の感情の一つ。自分を守る大事な気持ち。ひとまずは、「なぜ怒りを感じるのか」という問い立ての深堀は置いておいて、怒りを感じること自体をしっかり受け留めて感じ切ることをしていこうと思う。

だって霧を晴らしたい。先が見えないで生きるのは辛すぎる。

私のテーマは感情。そして自由だそうだ。

よみがえる=本来の姿に戻るために、もう一段腹くくってやるしかない。

この世界に私の軸が立ったら、そこから先は自由に決められるんだって。

すっごく楽に生きやすくなりますよ~💛っていうことだから、信じてやってみる。

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