映画が映す出す、自分の世界観の変化

感情と共感

このところ
セッションの準備で忙しくしていて
ゆっくりドラマを観ることが
なかったのですが

昨日はひさしぶりに
アマプラで映画を観ました。

『輝ける人生』

35年連れ添った夫の浮気現場を
目撃したのをきっかけに
夫に尽くした妻として生きてきた
人生を手放し
仲間とのダンスを通じて
本来の自分に戻っていく

―そんな物語。

初老の男女が街に繰り出して
ダンスするシーン。
もう素敵でうらやましくて
思わず拍手したくなるほど!

観終わったあと、一息ついてふと
気づいたことがありました。

それは、

「私、選ぶ映画が変わったなぁ・・・」

という
自分への率直な、小さな驚きでした。

以前の私は、人の心の奥底を探るような
影の力が強く働く映画ばかりを
好んでいました。

いえ、影があるからダメと
言いたいのではありません。
映画評を語りたいわけでもないんです。

人は、そのときの心の状態で
自然と選ぶものが変わる

そして、感情が揺れると
映画や音楽を求めるもの

悲しいとき、辛いとき
私たちはその感情に寄り添ってくれる
物語や曲を求めます。

自分の気持ちにフィットするものを選び
そこに自分を投影して
心を癒そうとする

だからこそ、選んでいる作品を見れば
自分の心の状態がわかるんです。

私が以前選んでいた映画は
心がとても苦しかったから。

そして今
軽やかで自由な作品に惹かれるのは
心が楽になってきた
証なのかもしれません。

もちろん、明るい気持ちで
暗い映画を観ることもあります。
そんなときは、こんなふうに
自分の意識を見つめてみてください。

  • 物語に感情を浸しているか
  • それとも、物語をただ観察しているか

この違いを感じられたなら
あなたはきっと
の自分の世界観を知っています。

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