バスツアーで友人と河津桜を見に行ってきました。
初めてのバスツアー、初めての河津桜でわくわくしていましたが、ざんねんならが、今月の寒波で川沿いの木々はほとんどがまだ蕾。枝先をきゅっとすぼめていました。
ただし、今日は驚くほどのポカポカ日和。
原木だけは、可憐な濃いピンクの花を、そよ風に颯爽となびかせていました。
2分咲き、という感じでしたが、私は感激して、心がひらひら揺れました。
原木は、桜とは思えないような太くて無骨な巨幹を備え、根本からいくつもの枝を抱き、70年の年月を経て、自ら創り出した錯綜の果てに可憐な花を咲かせたかのように、木の生き模様をみなぎらせていました。
皆さんは、河津桜誕生のエピソードをご存じですか。
河津町に暮らす飯田さんが河津川沿いに咲いていた花の木を見つけ、自宅の庭に植えたのが河津桜の原木。その後、新種の桜と分かり、接ぎ木で増やし、広がっていったのが「河津桜」なんですね。
飯田さんのご自宅の庭で、河津桜の源となった原木。
飯田さんの愛が宿っているのでしょうね。
そしてこの木のDNAが、全ての河津桜に宿っている。
宇宙の始まり、そして宇宙そのものだなぁと、青空に透けたピンクに思いを馳せました。