私は歌の個人レッスンを受けています。そのレッスン教室で、発表会がありました。
他の生徒さんにお会いする機会はないので、仲間内の発表会でも、かなり楽しみにしていました。
それぞれ歌いたい歌を先生のピアノ演奏に乗せて披露し、とても豊かな時間でした。
その後、初めて皆んなでお茶に行ったんですね。結局は飲んだのですが。
そこで、先生の対応に、1対1のレッスンの時には分からなかった、思いもよらない対応を目にすることになりました。
お誕生日席に座った先生は、生徒一人ひとりの個性や素晴らしい(と先生が思われている)点を、さり気なく紹介して、その人に話を振っていくのです。
Aさんは外資系にお勤めされてて、最先端のお仕事で、人のひと月分の給料を二日で稼いでいるんですよ!
みたいに、先生のド先入観が入りまくっているみたいなのですが(私のことも、「お料理が上手で、お酒のためにツマミまで作る!」と誤情報を流してました笑)。
そして先生ご自身は、「アルコールを飲まない日はないですね。コンサートの前日でもかかさず飲んでます」と。プロってこんなんなんだ~・・ほぇ~。。。
だって私は、発表会の前日、退職する同僚の送別会で、飲むと声に悪いから夜の会をパスし、ランチ会にしたくらいですもん。
私はよしりん先生の4毒抜きを実践中で、「ピザが食べられないですが皆さんどうかお気になさらずに。」と話すと、先生は、「この店のサラダはぜんぶ美味しいですよ。遠慮なく一品お一人でまるごと食べてください。」と勧めてくださり、そのあともテーブルを囲む状況を指揮していたのです。
それが、自分を犠牲にせず、指示的でなく、流れるように、しっかり堂々と。
こんなふうに全体に気を配り、対応する方だと思ったことはなかったので、こんなに細やかに対応できる方はなかなかいないなぁと、その感性に私は心が染み入ってしまいました。
確かに、先生は参加者のうち、唯一全員を知っている方だから、というのはあるかもしれないですが。
私は結構感じやすいほうでして、『自己犠牲』なく心を差し入れるって、こういう感じなんだ・・と感じ入ったんですよね。
気遣いと自己犠牲が、私の中でまだ一部カップリングしているので。
ここがね、音楽療法士として成り立たない理由の一つなんですよね。。。
それにしても、ご高齢の生徒さんは皆さん、本当にお若い。
そして、人生を謳歌していらっしゃる。素敵だなぁ~と、こちらのことにも感じ入ってしまいました。
人の人生に触れるって、すごく刺激になりますね。
私は子どもの頃、家族で初めて観に行ったミュージカル『キャッツ』の”Memory”を、昨年亡くなった父に捧げました。
人と人との、いろんなつながりの形があります。